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引っ越し その1(引越し先決定)

日記 引っ越し

2月に入ってから引っ越しの準備を着々と進めている。というか実は既に転居先も決まっていて、来週末には正式な契約の手続きをし、3月初週には新居での新生活が始まる予定。部屋探しは実質的に1日で終わってしまい、物件選択はもう少し時間を掛けても良かったかなとも思うけど、時間を掛ければ良い部屋が出てくるわけでもないし、100点満点ではないにしろ、あらかじめ考えていた予算内に収まり、かつ希望していた条件(今回で言えば「独立洗面台」)も満たす部屋だったのでそこに決めた。

引っ越しについては去年の今ぐらいからずっと頭にあったし自分が望んでするわけだけど、いざ引っ越しが決まると「いま住んでるこの街や部屋とサヨナラしなくちゃいけないんだな」と、当たり前のことが頭をよぎって、その寂しさで不動産屋からの帰り道に少し涙ぐんでしまった。思えば10年、ここで暮らしてきたのだ。10年という年月は、生まれ育った実家(18年)に次いで2番めの長さだ。

ここが第二の故郷とまで言い切るほどではないけれど、この地で積み重ねた時間や残してきた記憶、あるいは他の誰かと共に過ごした思い出というものは忘れることはできないだろう。きっとそれは、僕の心の奥の何処かにそっと残り続けるのだと思う。人は思い出から逃れることはできないのだ。

2017年1月資産内訳

資産内訳
資産 残高 対前月比 年間通算 備考
預金 7,966,562 + 76,272 + 76,272 スルガ銀行(定期)
債券 1,000,000 - - ソフトバンク社債
株式 5,128,781 + 86,158 + 86,158 SBI証券楽天証券
投資信託 1,365,518 + 22,209 + 22,209 楽天証券 ※毎月3万円積立
合計 15,460,861 + 184,639 + 184,639

2017年の大発会日経平均株価で約479円の上昇と、4年ぶりの上昇でのスタートとなった。僕が今のスタイルで株式投資を始めたのが3〜4年前なので、年初でこんなに騰がるのは初めての経験だった。ただ、その後は軟調な展開が続いて、相場の底堅さは感じるものの結局大発会の盛り上がりを取り戻すこともなく月末を迎えた感じ。まあ昨年末に急ピッチで上昇していたことを考えれば、大きく反落することもなくプラスで終えたことをひとまず良しとしたい。(昨年はマイナス10万8千円のスタート。)

GROOVISIONS 5×27

日記 groovisions

1月15日(日)に、東京の青山スパイラルにて開催されていたgroovisions の展覧会『GROOVISIONS 5×27』に行ってきた。groovisions の展覧会に行くのは2012年に銀座で開催された『groovisions Lesson 2012』、2015年に表参道で開催された『groovisions firstlight』に続いて3回目。

展示スペースはそれほど広いわけではなかったけれど、groovisions が手がけてきたデザインやプロダクトが壁一面にディスプレイされた光景は壮観で、まるでグルビグッズに囲まれた部屋に入ったような感じがして、その場にいるだけで心が弾むものだった。ちなみに僕が最も好きなgroovisions のデザインのひとつはSaint Etienne のアルバム『The Misadventures of Saint Etienne』(1999年)のジャケット。これもしっかり飾られていた。

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groovisions のデザインの魅力は、Helvetica フォントに代表される、ひと目でそれと分かる統一感のあるポップさ。そしてそれをグラフィックとして二次元に落とし込むだけではなく、手で触れることができる "モノ" に転換することで空間にコミットさせる、デジタルとアナログの絶妙なバランス感覚。それは今回の展覧会の目玉である全長約13mというディスプレイで公開された新作映像にも現れていて、手法そのものは最先端のテクノロジーを使っていても、コンテンツにはどこかアナログな手触りが残されてるこの感じ。この感覚がgroovisions のデザインをいつまでも飽きさせない、耐久性のあるものにしているのだと思う。

会場では、groovisions が運営しているというセレクトショップ「三三屋」も出店していて、そこでマグカップを購入。

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映画『Oasis: Supersonic』

日記 映画 音楽 Oasis

角川シネマ有楽町で映画『Oasis: Supersonic』を鑑賞。イギリスのロックバンド、オアシスを描いたドキュメンタリー映画で、製作にあたって行われたメンバーや関係者へのインタビューと当時の貴重な映像アーカイブ等によってバンドの軌跡を追憶する内容となっている。

僕がオアシスを聴き始めたのは1998年頃で、大学生の頃だった。2nd アルバム『モーニング・グローリー』(95年)も後追いだし、3rd アルバム『ビィ・ヒア・ナウ』(97年)も、リアルタイムでは間に合わなかった。それでも僕にとってオアシスは特別なバンドで、その後の作品はずっと追い続けていた。解散の噂は絶えないバンドだったけど、ただ、本当に解散してしまった時はあっさりしていた記憶がある。いつの間にか解散してて、ベスト盤がタワレコに並んでる、みたいな。

映画では、これまで雑誌やCD のライナーノーツで読んできたバンドの歴史も、映像や本人たちのコメントを交えながら追体験すると、また違った印象になる。例えばクリエイション・レコードとの契約に至った話。「グラスゴーでのライブでアラン・マッギーと出会い、惚れ込んだアランがその場で契約した」と、文章にしてしまうと読み流してしまうような出来事も、証言や映像、その背景を掘り下げていくと本当に千載一遇としか言えない奇跡だったんだと感じた。

もうひとつ印象的だったのは、やはりロック・バンドというのは全員が揃ってこそマジックが宿るのだということ。ノエルとリアムのギャラガー兄弟の才能と印象が強すぎて、オアシスのメンバーについては「ギャラガー兄弟+それ以外」というイメージを僕はずっと持っていた。もしかすると、世の大半の人もそうなのではないかと思う。でも、映画を見るとギターのボーンヘッドがオアシスというバンドを維持する上でいかに重要な役割を果たしていたかを感じるし、「ドラムがトニーからアランに代わった」と、これまでライナーで読んでも「ふーん」としか思わなかったような出来事が、実は大きな転機になっていたのではないかという印象を持った。メンバーが変わることで確かにドラムの技術は上ったのかもしれないけれど、バンドが持っていたスピリットみたいなものも変わってしまったのではないか。特にバンドの結成から追っていくと、やはりオリジナル・メンバーこそが最強で、技術では表されないマジックを発揮できるフォーメーションなのだ。そんなことを思った。

映画は1996年に行われたネブワースのライブが始まるところで幕を閉じる。2日間で25万人を集めたこのライブがオアシスとしてのピークだった。(ノエルの有名な「This is history!」の言葉も聞ける。)「オアシスの結成から解散まで」を描かず、敢えてここで幕引きをすることで、「その後」のオアシスを知る僕らは幾ばくかの悲しさを覚える。それは、1st や2nd アルバムのような傑作を常に期待されながらも結局それを超えることができず、やがて崩壊していく歴史を知っているからだ。そして音楽シーンでロック・バンドが苦境に立たされている現在、この先、オアシスのように楽曲はもちろん「存在」だけでこれだけ多くの人々を魅了できるようなバンドが現れるのだろうか、そんなこともふと頭を過ぎってしまうからだ。それだけに、オアシスという存在と現象はポップ・ミュージック史において偉大な足跡を残したのだと改めて強く感じた。

 

oasis-supersonic.jp


『オアシス:スーパーソニック』予告 HD

2016年大晦日の過ごし方

日記 音楽 NHK紅白歌合戦 AKB48 乃木坂46 欅坂46

僕が勤めている会社は仕事納めが遅く、31日の大晦日になってようやく休暇に入れる。まあ、休暇に入ったところで特にすることもなく、だいたい部屋の大掃除をしたり、夜にはNHK の「紅白歌合戦」を見てそのまま「ゆく年くる年」で年越しというのが例年のパターン。しかし大掃除の方は掃除用品は買い揃えたものの、来年(2017年)の春頃までには今の部屋から引っ越しを考えていることもあって気持ちが乗らず、また、「紅白歌合戦」も現在部屋のテレビが故障しているため視聴ができず、さてどう過ごしたら良いものかと悩んでいたら、友人らが集まってみんなで紅白を見ようという催しがあったので僕も参加することにした。

6名が駅前に集合した後にアトレで食材を買い、友人宅に到着したのは2番手のPUFFY が歌い終わった頃。欅坂46 の出演になんとか間に合って内心ほっとする。

 

デビュー年にして紅白歌合戦の出場を果たした欅坂46 のステージは想像以上に堂々としたものだった。欅坂46というグループのみならず2016年のJ-POP を代表する一曲となった「サイレントマジョリティー」。まだデビューする前にテレビ東京「欅って、書けない?」 を見ていた時、悪い意味での素人臭さと弱々しさしか感じられず「このグループは大丈夫なのかな?」と抱いていた不安が、このMV が公開された瞬間に一気に吹き飛んだのだった。しかしあまりにも鮮烈なデビュー曲だっただけに、今後「サイレントマジョリティー」をいかに越えていくかが課題になるだろう。


欅坂46 『サイレントマジョリティー』

 

乃木坂46「サヨナラの意味」。乃木坂46はまだ2度目の紅白のステージだけど、既に何度も出場しているかのような風格すら感じさせる内容だった。正直「サヨナラの意味」はあまりピンと来ない曲だったのだけど、紅白で聴くと年末感も感じられてグッと来るものがあった。


乃木坂46 『サヨナラの意味』

 

AKB48は「RIVER」と「君はメロディー」のメドレー。今回の見どころは「AKB48 夢の紅白選抜をみんなで選ぼう!」という企画。スマートフォンタブレットの「NHK紅白アプリ」とテレビのデータ放送から48グループのメンバーに投票し、上位48名のメンバーが紅白の舞台に立てるというもの。さらに「君はメロディー」を歌うことができるのは上位16名のメンバーのみで、それは「RIVER」の歌唱後に発表されるという生放送ならではの緊張感のある演出が施されている。

この企画が発表になった当初は「まーた話題作りか」という印象だったことは否めないけれども、「RIVER」〜順位発表〜「君はメロディー」とテンポよく繋がれた演出は良かったし、心が昂るものだった。

理論上はひとりのファンが無制限に投票できる「選抜総選挙」と違い、ひとりの投票数が限られる「紅白選抜」は "実際の人気が反映された" ものだと言われる。この表現が妥当かどうかは判断しかねるけれども、1位に輝いたのは山本彩で、「選抜総選挙」でももっと上位を狙えるポテンシャルを持っている(2016年は4位)と思っている僕はこの結果については十分に妥当な評価であると思っている。

しかし個人的に最も興奮したのは10位の市川美織が発表になった時である。何を隠そう、僕はこの市川美織に投票したのだ。バラエティ番組での出演実績はありつつも「選抜総選挙」ではなかなか上位に食い込めず、2016年はついに上位80位圏外となってしまったみおりん。それが48位以内のみならず、上位16位以内にランクインするとは! あの松井珠理奈より上位なのである。

僕も本来の推しという意味では、この紅白のステージがAKB48 として最後の活動となる島崎遥香か二推しの横山由依に投票するのが筋ではあるのだけれど、Twitter で必死に投票を呼びかけるみおりんを見ると、その健気さに応えないわけにはいかなくなったのだ。(島崎遥香横山由依は放っておいても16位圏内も当確だろうという打算もある。)

同じく「選抜総選挙」では圏外ながらも12位にランクインした大家志津香と共に、根強いファンを持つメンバーが報われた瞬間の興奮は何ものにも代えがたいものであった。


【MV full】 君はメロディー / AKB48[公式]

ちなみに「君はメロディー」、紅白放送後のインターネットでは「こんなにいい曲だったっけ?」というようなファンの発言が散見された。僕としては「もともといい曲だっただろうが!」と憤慨したいところではあるけど、10周年記念シングルで卒業メンバーが参加していたりMV 監督が蜷川実花氏で蜷川ワールド満開といった趣きの内容だったりで、当時は何かとトゥーマッチな印象が強かったことは否めない。実際僕も聴き直してみて、楽曲自体のシンプルさとエレピの音色の暖かさが際立つ名曲だとしみじみ感じ入ってしまった。

 

その他「紅白歌合戦」で印象深かったのは初めて聴いた 「PPAP」(ド派手でキャッチーな曲だと思っていたらかなりソリッドでシンプルなトラックだったので驚いた)と、Yoshiki の「僕達が(ゴジラを)止めます」でスタートしたX JAPAN「紅」Yoshiki はバラエティにも積極的な一面があるのでさほど意外ではないけれど。)。最後は白組の圧勝かと思いきや紅組の勝利で呆気にとられていたら紅白が終わってた。

 

紅白を見た後は適当にテレビをザッピングしつつ、明け方の5時頃まで過ごした。さすがに深夜帯になると眠気が…。さらにアルコールを飲みすぎた(自分比)せいか頭痛が発症し、ほうほうの体で自宅に着いたのは6時を過ぎた頃だったか。こんな年越しが来年もできたらいいと思った。明けましておめでとうございます。