2016年大晦日の過ごし方

僕が勤めている会社は仕事納めが遅く、31日の大晦日になってようやく休暇に入れる。まあ、休暇に入ったところで特にすることもなく、だいたい部屋の大掃除をしたり、夜にはNHK の「紅白歌合戦」を見てそのまま「ゆく年くる年」で年越しというのが例年のパターン。しかし大掃除の方は掃除用品は買い揃えたものの、来年(2017年)の春頃までには今の部屋から引っ越しを考えていることもあって気持ちが乗らず、また、「紅白歌合戦」も現在部屋のテレビが故障しているため視聴ができず、さてどう過ごしたら良いものかと悩んでいたら、友人らが集まってみんなで紅白を見ようという催しがあったので僕も参加することにした。

6名が駅前に集合した後にアトレで食材を買い、友人宅に到着したのは2番手のPUFFY が歌い終わった頃。欅坂46 の出演になんとか間に合って内心ほっとする。

 

デビュー年にして紅白歌合戦の出場を果たした欅坂46 のステージは想像以上に堂々としたものだった。欅坂46というグループのみならず2016年のJ-POP を代表する一曲となった「サイレントマジョリティー」。まだデビューする前にテレビ東京「欅って、書けない?」 を見ていた時、悪い意味での素人臭さと弱々しさしか感じられず「このグループは大丈夫なのかな?」と抱いていた不安が、このMV が公開された瞬間に一気に吹き飛んだのだった。しかしあまりにも鮮烈なデビュー曲だっただけに、今後「サイレントマジョリティー」をいかに越えていくかが課題になるだろう。


欅坂46 『サイレントマジョリティー』

 

乃木坂46「サヨナラの意味」。乃木坂46はまだ2度目の紅白のステージだけど、既に何度も出場しているかのような風格すら感じさせる内容だった。正直「サヨナラの意味」はあまりピンと来ない曲だったのだけど、紅白で聴くと年末感も感じられてグッと来るものがあった。


乃木坂46 『サヨナラの意味』

 

AKB48は「RIVER」と「君はメロディー」のメドレー。今回の見どころは「AKB48 夢の紅白選抜をみんなで選ぼう!」という企画。スマートフォンタブレットの「NHK紅白アプリ」とテレビのデータ放送から48グループのメンバーに投票し、上位48名のメンバーが紅白の舞台に立てるというもの。さらに「君はメロディー」を歌うことができるのは上位16名のメンバーのみで、それは「RIVER」の歌唱後に発表されるという生放送ならではの緊張感のある演出が施されている。

この企画が発表になった当初は「まーた話題作りか」という印象だったことは否めないけれども、「RIVER」〜順位発表〜「君はメロディー」とテンポよく繋がれた演出は良かったし、心が昂るものだった。

理論上はひとりのファンが無制限に投票できる「選抜総選挙」と違い、ひとりの投票数が限られる「紅白選抜」は "実際の人気が反映された" ものだと言われる。この表現が妥当かどうかは判断しかねるけれども、1位に輝いたのは山本彩で、「選抜総選挙」でももっと上位を狙えるポテンシャルを持っている(2016年は4位)と思っている僕はこの結果については十分に妥当な評価であると思っている。

しかし個人的に最も興奮したのは10位の市川美織が発表になった時である。何を隠そう、僕はこの市川美織に投票したのだ。バラエティ番組での出演実績はありつつも「選抜総選挙」ではなかなか上位に食い込めず、2016年はついに上位80位圏外となってしまったみおりん。それが48位以内のみならず、上位16位以内にランクインするとは! あの松井珠理奈より上位なのである。

僕も本来の推しという意味では、この紅白のステージがAKB48 として最後の活動となる島崎遥香か二推しの横山由依に投票するのが筋ではあるのだけれど、Twitter で必死に投票を呼びかけるみおりんを見ると、その健気さに応えないわけにはいかなくなったのだ。(島崎遥香横山由依は放っておいても16位圏内も当確だろうという打算もある。)

同じく「選抜総選挙」では圏外ながらも12位にランクインした大家志津香と共に、根強いファンを持つメンバーが報われた瞬間の興奮は何ものにも代えがたいものであった。


【MV full】 君はメロディー / AKB48[公式]

ちなみに「君はメロディー」、紅白放送後のインターネットでは「こんなにいい曲だったっけ?」というようなファンの発言が散見された。僕としては「もともといい曲だっただろうが!」と憤慨したいところではあるけど、10周年記念シングルで卒業メンバーが参加していたりMV 監督が蜷川実花氏で蜷川ワールド満開といった趣きの内容だったりで、当時は何かとトゥーマッチな印象が強かったことは否めない。実際僕も聴き直してみて、楽曲自体のシンプルさとエレピの音色の暖かさが際立つ名曲だとしみじみ感じ入ってしまった。

 

その他「紅白歌合戦」で印象深かったのは初めて聴いた 「PPAP」(ド派手でキャッチーな曲だと思っていたらかなりソリッドでシンプルなトラックだったので驚いた)と、Yoshiki の「僕達が(ゴジラを)止めます」でスタートしたX JAPAN「紅」Yoshiki はバラエティにも積極的な一面があるのでさほど意外ではないけれど。)。最後は白組の圧勝かと思いきや紅組の勝利で呆気にとられていたら紅白が終わってた。

 

紅白を見た後は適当にテレビをザッピングしつつ、明け方の5時頃まで過ごした。さすがに深夜帯になると眠気が…。さらにアルコールを飲みすぎた(自分比)せいか頭痛が発症し、ほうほうの体で自宅に着いたのは6時を過ぎた頃だったか。こんな年越しが来年もできたらいいと思った。明けましておめでとうございます。

2016年ポケモン GOまとめ

今年の7月に始めたスマートフォンアプリ「ポケモン GO」、まだ続けています。元々「ポケットモンスター」には全く縁のなかった自分がよく続いているなとも思うけど、日常にうまく溶け込むゲームのシステムが良くできているなと感じます。外出する時はほぼ常時「ポケモン GO」を起動させたスマートフォンを片手に持っています。

そんな「ポケモン GO」、今の自分の主なステータスを数字で表すと以下の通り。

  • レベル 30
  • 図鑑に登録したモンスターの数 133
  • 捕まえたポケモンの総数 6,571
  • 歩いた距離 569km

他人のステータスを見る機会が殆ど無いのでこれがどのくらいのやりこみ具合なのかは判断できないけど、課金もしないし、レアなポケモンを目当てに出掛けたりということもしなかった割には結構頑張ってるんじゃないかなと思う。アプリのリリース当初にはモンスター図鑑を埋めることに必死になっていた人らが目立っていたけど、このゲームはそんなペースじゃなくてのんびり続ける方が楽しめるんじゃないかなと思う。

 

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2016年資産運用まとめ

資産 残高 対前月比 年間通算 備考
預金 7,890,290 + 150,893 + 1,296,496 スルガ銀行(定期)
債券 1,000,000 - - ソフトバンク社債
株式 5,042,623 + 224,524 + 547,984 SBI証券楽天証券
投資信託 1,343,309 + 87,600 + 404,299 楽天証券 ※毎月3万円積立
合計 15,276,222 + 463,017 + 2,248,779

12月30日で日本の株式市場も大納会を迎え、今年の資産の最終残高も確定した。結果としては対前年比でプラス224万円。株式もプラス54万円で、1月や2月の暴落時期のことを思うと年末までにここまで上昇するとは夢にも思わなかった。日経平均株価も5年連続の上昇となり、これは1978〜89年の12年連続以来の記録でいわゆるバブル崩壊後では初とのことで、どこか楽観的な雰囲気にのぼせ過ぎではないかとも感じる。

毎月3万円ずつ積み立ててる投資信託*1は積み立て分の36万円を除くとプラス4万4千円。

全体の資産バランスを見ると、現金の残高がちょっと多くなってきたので年内にも一部を株式の購入資金に投入しようかとも思っていたけど、アメリカ大統領選挙後の急激な上昇局面でタイミングが見つからず、来年に持ち越し。ここ数年は1月や2月に下げ相場が来る傾向があるのでそのあたりに狙っていきたい。

2017年は穏やかな一年になりますように。

*1:「ニッセイ日経225インデックスファンド」「外国株式インデックスe」「外国債券インデックスe」「eMAXIS新興国株式インデックス」「eMAXIS新興国債券インデックス」の5ファンド

12月24日 あなたは何をしてる?

今年も残すところ1週間。クリスマスを特別な誰かと過ごしたことはないけれど、街ゆく人々が皆どこか浮かれ気味に見えるこの時期は決して嫌いではない。思うに、一年も残り少なくなってクライマックス感が高まってきているタイミングで一年で最も盛り上がるイベントが来るというのはキリストが残した最大の功績なんではないだろうか。そんなことを思いながら、ロマンチックな用件で出掛けたわけではない丸の内の街を歩いていた。

 

僕の2016年と言えば、本当にあっという間に過ぎた一年だった。これは毎年感じることなんだけど。

5歳の幼児にとっての一年間というのは歩んできた人生の20%に相当するけど、40歳にとっては2.5%でしかないから短く感じるんだという理屈をずっと前に聞いて、なるほどなと思った。もしそうだったら、5歳児と一緒に暮らしたら時間の流れはどのように感じるのだろう?

 

このブログはもっと更新したかったけれど、思ったように更新はできなかった。「資産内訳」を更新しているから最低でも月に一回の更新はできているけれど、別にこのブログを投資ブログにしたいわけではなく、本当はもっと日常の出来事とか聴いた音楽とか出掛けたイベントの事とかを綴りたい。もともとブログを始めたきっかけというのが、昨年末に亡くなった友人が残したウェブ日記に触発されたからだったのだ。彼が書き残した日々の些細な記録を見て、僕もいつか世界からいなくなった時に残せるものを用意しておきたいと思ってこのブログのアカウントを作ったのだ。だから来年はもっとブログを書いていきたい。


Pizzicato five 12月24日

2016年11月資産内訳

資産 残高 対前月比 年間通算 備考
預金 7,739,397 + 35,186 + 1,145,603 スルガ銀行(定期)
債券 1,000,000 - - ソフトバンク社債
株式 4,818,099 + 274,397 + 323,460 SBI証券楽天証券
投資信託 1,255,709 + 81,064 + 316,699 楽天証券 ※毎月3万円積立
合計 14,813,205 + 390,647 + 1,785,762

11月の主なトピックと言えば、何を置いても11月9日のアメリカ大統領選挙。ご存知の通り、事前のヒラリー候補優勢という予想を覆してトランプ氏が当選し、当日の株式市場は「トランプショック」で大きく下落した。ただ、翌日には前日の大幅下落を一気に取り戻すほどに回復し、その後は驚くほど堅調に株価は上昇を続け、月末までほとんど押し目もないような状態が続いた。お陰で僕が保有している株も全体的に上昇して、結果として11月はプラス27万円強含み益を伸ばすことになった。
トランプの当選も、その後の株価の上昇も全くの予想外の展開。そもそも、大統領選挙の前にはトランプ氏の優勢というニュースが少しでも報道されると「トランプ警戒」などと言って株価は下落していたのに、いざトランプ氏が当選となったらこんなに株価が上昇するなんて、全く読み切れない。正直、いくらなんでも市場がポジティブに捉え過ぎな感もある。いずれ近いうちに大幅な調整が来るだろうことは少し気に留めておくべきだろう。