小沢健二「流動体について / 神秘的」リリース

小沢健二の新曲が唐突にリリースされた。

新曲のリリースが発表になったのは2月20日(月)に「音楽ナタリー」にて開催されたチャットイベント「小沢健二AMA 私の並行世界」。

natalie.mu

昨年末に Instagram@ozkninsta)でスタジオレコーディングを匂わす投稿があったり、最近も「2月に小沢健二が新譜をリリースする」というまことしやかな噂が僕の耳にも届いたりしていたので、このタイミングでこのイベントということはもしかすると…という期待はあった。が、まさか翌日リリースとは。

この手の、アナウンス直後に即リリースという事例は決して少なくはない。特に近年は海外のミュージシャンによく見られる手法ではある。ただ、それらは配信という形態でのリリースであることがほとんどだ。これは、リスナーの楽曲購入手段が CDよりも配信が主流となり、かつリリース手段としても手軽であるという状況を考慮すれば、ある意味合理的な戦略であるとも言える。

しかし今回の小沢健二の「流動体について / 神秘的」のシングルは(少なくとも今のところは)CDによるフィジカル・リリースのみという販売形態らしい。チャットイベントの翌日には CDが店頭に並んでいるというのだ。マジかよ?! その他にも、2月21日の朝日新聞の朝刊に大々的に全面広告を出すという。また、テレビ朝日の「ミュージックステーション」にも出演予定…って今週末かよ?! うちテレビ無いぞ?! どうするの?! その他にもテレビ出演予定?! 過去曲のPV公開?! ……‥次から次へと溢れる情報に溺れそうになったのは僕だけではないだろう。

 

そして2月21日。いま、僕の手元には小沢健二の新曲と朝日新聞が。

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引っ越し その2(不要物の廃棄)

2月18日(土)は引っ越しに伴って発生した諸々の作業や手続きを一気に片付ける一日だった。

まずは朝一から粗大ゴミの搬出。昨年の8月に故障したものの、特にゴミに出すでもなくずっと定位置に設置されたままだったテレビとそれを支えるテレビ台をついにと言うかようやく廃棄した。テレビ台は粗大ゴミとして自治体のルールに則って300円の手数料を払って廃棄。しかし業者に引き取ってもらうためには指定された廃棄場所まで持っていかなくてはならないわけで、テレビ台をマンションの1階の玄関口まで運んでいくのはなかなか大変な思いをした。

テレビは「家電リサイクル法」の対象となるため、また別の手続きと費用が必要になる。今回廃棄したテレビは 32インチの液晶型なので、リサイクル料金として 2,916円、運搬料金として 2,700円の計 5,616円を支払う羽目になった。廃棄ではなく買い替えにすれば、きっと購入先の家電店が無料で引き取ってくれたのだろう。しかしテレビもあらかじめ玄関口まで運んでおかねばならず、これも苦労した。

次はブックオフの出張買取が 10時頃に着。ダンボール2箱分の書籍と雑誌、あと少しの DVDとテレビゲームソフトを引き取ってもらった。まあこれもゴミを捨てるようなものなので、値が付けばラッキーくらいの気持ち。

そして11時頃には引っ越しを依頼した業者から荷造り用のダンボールが届いた。小サイズが15箱に大サイズが5箱。実際の引っ越しは2週間後だが、さっそく雑誌や本、CDといった趣味物から片付けていく。するとあっという間に8箱ほど消費した。ダンボールは昨日までテレビが置かれていたスペースに積まれている。

夕方には引越し先の物件を紹介してもらった不動産屋に赴いて契約書の手続き。契約内容を口頭で説明を受け、ひたすらサイン&はんこ押し。正直引っ越しの実感はまだあまりないのだが、これで手続き関係は完了。新居の家賃発生が1週間後からなので、また来週ここにきて部屋の鍵を受け取る予定。

引っ越し その1(引越し先決定)

2月に入ってから引っ越しの準備を着々と進めている。というか実は既に転居先も決まっていて、来週末には正式な契約の手続きをし、3月初週には新居での新生活が始まる予定。部屋探しは実質的に1日で終わってしまい、物件選択はもう少し時間を掛けても良かったかなとも思うけど、時間を掛ければ良い部屋が出てくるわけでもないし、100点満点ではないにしろ、あらかじめ考えていた予算内に収まり、かつ希望していた条件(今回で言えば「独立洗面台」)も満たす部屋だったのでそこに決めた。

引っ越しについては去年の今ぐらいからずっと頭にあったし自分が望んでするわけだけど、いざ引っ越しが決まると「いま住んでるこの街や部屋とサヨナラしなくちゃいけないんだな」と、当たり前のことが頭をよぎって、その寂しさで不動産屋からの帰り道に少し涙ぐんでしまった。思えば10年、ここで暮らしてきたのだ。10年という年月は、生まれ育った実家(18年)に次いで2番めの長さだ。

ここが第二の故郷とまで言い切るほどではないけれど、この地で積み重ねた時間や残してきた記憶、あるいは他の誰かと共に過ごした思い出というものは忘れることはできないだろう。きっとそれは、僕の心の奥の何処かにそっと残り続けるのだと思う。人は思い出から逃れることはできないのだ。

2017年1月資産内訳

資産 残高 対前月比 年間通算 備考
預金 7,966,562 + 76,272 + 76,272 スルガ銀行(定期)
債券 1,000,000 - - ソフトバンク社債
株式 5,128,781 + 86,158 + 86,158 SBI証券楽天証券
投資信託 1,365,518 + 22,209 + 22,209 楽天証券 ※毎月3万円積立
合計 15,460,861 + 184,639 + 184,639

2017年の大発会日経平均株価で約479円の上昇と、4年ぶりの上昇でのスタートとなった。僕が今のスタイルで株式投資を始めたのが3〜4年前なので、年初でこんなに騰がるのは初めての経験だった。ただ、その後は軟調な展開が続いて、相場の底堅さは感じるものの結局大発会の盛り上がりを取り戻すこともなく月末を迎えた感じ。まあ昨年末に急ピッチで上昇していたことを考えれば、大きく反落することもなくプラスで終えたことをひとまず良しとしたい。(昨年はマイナス10万8千円のスタート。)

GROOVISIONS 5×27

1月15日(日)に、東京の青山スパイラルにて開催されていたgroovisions の展覧会『GROOVISIONS 5×27』に行ってきた。groovisions の展覧会に行くのは2012年に銀座で開催された『groovisions Lesson 2012』、2015年に表参道で開催された『groovisions firstlight』に続いて3回目。

展示スペースはそれほど広いわけではなかったけれど、groovisions が手がけてきたデザインやプロダクトが壁一面にディスプレイされた光景は壮観で、まるでグルビグッズに囲まれた部屋に入ったような感じがして、その場にいるだけで心が弾むものだった。ちなみに僕が最も好きなgroovisions のデザインのひとつはSaint Etienne のアルバム『The Misadventures of Saint Etienne』(1999年)のジャケット。これもしっかり飾られていた。

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groovisions のデザインの魅力は、Helvetica フォントに代表される、ひと目でそれと分かる統一感のあるポップさ。そしてそれをグラフィックとして二次元に落とし込むだけではなく、手で触れることができる "モノ" に転換することで空間にコミットさせる、デジタルとアナログの絶妙なバランス感覚。それは今回の展覧会の目玉である全長約13mというディスプレイで公開された新作映像にも現れていて、手法そのものは最先端のテクノロジーを使っていても、コンテンツにはどこかアナログな手触りが残されてるこの感じ。この感覚がgroovisions のデザインをいつまでも飽きさせない、耐久性のあるものにしているのだと思う。

会場では、groovisions が運営しているというセレクトショップ「三三屋」も出店していて、そこでマグカップを購入。

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