2016年8月資産内訳

資産 残高 対前月比 年間通算 備考
預金 7,400,395 + 113,443 + 806,601 スルガ銀行(定期)
債券 1,000,000 - - ソフトバンク社債
株式 4,217,513 - 97,658 - 277,126 SBI証券楽天証券
投資信託 1,104,438 + 32,778 + 165,428 楽天証券 ※毎月3万円積立
合計 13,722,346 + 48,563 + 694,903

8月は相場的には特に何もなかったのだけど、何故かひたすら下げ続けた感じだけが残った。僕はあまりアノマリーとか相場の格言なんかは信じてはいないのだけれど、8月は「夏枯れ」と言って、日本の夏休みやお盆などの休暇が相次ぐために市場に参加する人が減ることで相場は盛り上がりづらい傾向があるそうだ。思い返せば、ちょうど1年前の8月、9月は「チャイナ・ショック」の影響で過去にないくらいに資産が減った時期だった。今年ももう3分の2が終わったわけだけど、日本の金融市場は相変わらず去年のチャイナ・ショック前の水準に戻ること無く右肩下がりで推移している。

Summer Sonic 2016 東京 8/21(日) その2

 

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演奏が始まるとアリーナの群衆はさらに前方へ詰め寄った。僕はさすがにこれ以上の圧縮は体が持たないと判断して、やや後方に下がって見ることに。


「Burn The Witch」でスタート。昨日の大阪でのステージやこれまでのツアーのセットリストと同じく、冒頭の5曲は今年リリースされた最新作『A MOON SHAPED POOL』からの選曲。
これらの楽曲はライブでは観客のほぼ全員が初体験だっただろうし、アルバム自体も密室感の強い作品ということで、いわゆるフェス的な祝祭感とは異なる雰囲気をまとった展開が続き、冒頭から興奮の坩堝とはならず、スタジアムはバンドの演奏を固唾を呑んで見守るような空気に包まれた。言ってしまうと、この時点において、体力的な問題なのか、ライブが期待していたものと違っていたからなのかは分からないけれど、アリーナから去っていく観客の影もちらほら目についた。


しかしそれだけに、6曲目の「2+2=5」での観客のバースト具合はすさまじいものがあった。じりじりと我慢していたものが一気に吹き出したような、そんな熱狂が渦巻いた。その熱狂は「Airbag」でさらに高まり、「No Surprises」でひとつのピークを迎える。


さて、僕がこの日のステージで期待していたもの。それは、「Let Down」を演奏するか否かというものだった。「Radiohead の名曲は?」と問われれば、それこそ答えは人によってバラバラになるだろう。もしかすると大多数の人は「Creep」こそがRadiohead を代表する一曲だと主張するのかもしれない。もちろんそれに異存を唱えるつもりもないが、しかし僕にとってRadiohead とは3rd アルバム『OK Computer』なのである。中でも「Let Down」は随一のメロディとバンド・アンサンブルを誇る名曲だ。個人的な思い入れも強く、ライブで聴いたら恐らく涙を禁じ得ないだろう。


過去のライブにおいてほとんど演奏されることがなかったこの曲を、今ツアーでは度々披露していることは直近のセットリストで明らかになっていた。さらに僕は、「おおよそ2〜3公演に一度の頻度でセットリストに組み込んでいること」「昨日の大阪では披露していないこと」「おそらくツアーでの単独の来日は無く、サマソニのステージの後はしばらく来日することは無いだろうこと」などを鑑みて、今夜のステージで「Let Down」を演奏する可能性はかなり高いと感じていた。そして過去のセットリストの傾向から、もしその時があるのならばアンコールの1曲目であると思っていた。


「Idioteque」で本編のステージを終えたバンドがアンコールで戻ってくるのは意外と早かった。僕はアリーナ中盤くらいの位置にいて決して視界は開けていなかったのだけど、観客の間から見えたのはギターを抱えたトム・ヨークで、バンドセットのステージが準備されていることは確認できた。その時点で僕の期待は高まり、演奏に入る前のギターのチューニングの音色を聴いた時、期待は既に確信に変わっていた。


「Let Down」が来るのは分かっていた。分かっていたけれども、それでもあのギターのアルペジオによるイントロが流れてきた時、心の高まりを抑えることができなかった。僕は衝動的に両手のこぶしを掲げていた。普段、ライブで手を挙げることなんて全くしない僕が、だ。トムの歌声に涙があふれた。


演奏が難しいことでも知られる(ライブで演奏されないのもそれが主な理由のひとつ)この曲。実際、この時の演奏も正直に言って上手かったとは思えず(笑)、レコーディングされた音源をCD で聴いたほうが幾分かマシだったとは思う。でも、イントロが流れた瞬間の感動や珠玉のメロディーをトム・ヨークが歌う姿、そしてその空間を共有できたことは何にも代えがたい体験だった。


僕にとってのサマーソニックはこの「Let Down」でエンディングを迎えたようなものなので、その後「Creep」が演奏されたという事実ももはや余興でしかないのであまり多くは語らない。ライブが終わった後も「そう言えば『There There』も『Karma Police』も『Paranoid Android』もやんなかったな」とは思ったけれど、アリーナを後にする僕は十分に満足しきっていた。

Summer Sonic 2016 東京 8/21(日) その1

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先週21日(日)はサマーソニックに行ってきた。一番のお目当てはサマーソニックには13年ぶりの出演となるRadioheadRadiohead のライブを見るのは今回が初めてで、もしかすると日本で彼らがライブするのはこれが最後になるのではないかという予感と、恐らく自分がサマーソニックに行くのはこれが最後になるのではないかという予感、双方の覚悟を抱えて千葉の幕張へ足を運んだ。

海浜幕張駅到着後は、まずは幕張メッセへ向かう。時間は15時。ソニックステージではMETAFIVE のステージが始まっていた。その後のKING のステージを序盤まで見た後、マウンテンステージのThe Jacksons へ移動。「Rock With You」の熱狂を堪能して次はSWV を見ようとQVC マリンフィールドへバス移動。当初の予定ではSWV が「Right Here」を歌うまではできるだけビーチステージで粘って、その後にマリンステージへ移動し、スタンド席でゆっくりRadiohead を待とうという算段。しかしシャトルバスの中でマリンステージの状況をネットで調べてみたら、既にスタンド席は満員で立ち見状態とのこと。これは間もなく開始するサカナクションのステージに集まったサカナクションファンによるものだとは理解しつつ、しかし万が一この状態が続いてRadiohead の時に入場規制などがあったらたまったもんじゃないなと思い、SWV は断念して一路マリンステージへ。

情報通り、スタンド席は既に溢れかえっていて空席はどこにも見当たらない。サカナクションが終わってからの入れ替えを待とうかとも思ったけど、どうせ立ってるならと、アリーナへ移動することにした。

サカナクションのステージが盛況のうちに終了すると、アリーナ席の圧縮率がぐっと引き上がった。僕も人の流れに合わせて前方まで移動したけど、これがかなり圧迫感があって空気も薄い。セットチェンジに時間がかかっていることもあって、「もう一歩ずつ下がってください」というアナウンスが2〜3回繰り返された。息苦しさとなかなかライブが始まらないフラストレーションが高まる中、開演予定時刻を15分ほど過ぎた後についにRadiohead のステージが始まった。(その2へ続く。)

2016年7月資産内訳

資産 残高 対前月比 年間通算 備考
預金 7,286,952 + 89,880 + 693,158 スルガ銀行(定期)
債券 1,000,000 - - ソフトバンク社債
株式 4,315,171 + 115,131 - 179,468 SBI証券楽天証券
投資信託 1,071,660 + 70,328 + 132,650 楽天証券 ※毎月3万円積立
合計 13,673,783 + 275,339 + 646,340

7月といえば「ポケモンGO」のリリースによる関連銘柄の高騰が記憶に残るところ。任天堂がわざわざ「影響は限定的」とリリースを打つまでに日本の市場は熱狂した。結局この任天堂の IRによって「ポケノミクス相場」も一段落することになったのだけど、うまく立ちまわれた人はかなりの額の利益を手にすることができたのではないでしょうか。
僕はといえば「ポケノミクス」の恩恵を受けることは一切なく、ただ、6月の Brexit騒動以降の回復傾向が引き続くことで7月は全体的に上昇傾向でした。今年後半はこれくらいの落ち着いた相場が続いてくれればいいのだけれど。

夏とアヴァランチーズとポケモンと。

The Avalanches の新アルバム『Wildflower』は思った以上に前作『Since I Left You』を踏襲した正当な2nd アルバムといった趣で、非常に耳心地の良い作品ではあるけれど、それ以上の驚きには到達しなかったかな、というのが国内盤を入手して10数回通して聴いた率直な僕の感想。まあ、この人たちの場合はどうしても期待のハードル設定が高くなり過ぎるということでもあるのだけれど。

Wildflower

Wildflower

 


そして、iPhone に取り込んだ『Wildflower』をイヤフォンで聴きながら、最近専ら遊んでいるのは話題のスマートフォンアプリ「ポケモン GO」。ええ、僕もご多分に漏れず興じております。僕は「ポケモン」のゲームにもアニメにも触れたことが無いのでこれが初めてのポケモン体験になる。ゲームボーイで発売された初代「ポケットモンスター」の発売が20年前(1996年)ということなので、僕(78年生まれ)よりやや下の年代が直撃世代ということになるのだろうか。近所の公園がプレイヤーの溜まり場になっていて僕も足を運ぶのだけど、明らかに「ポケモン」目当てで来ているだろう人たちは大学生世代が圧倒的に多いという印象。子供が公園の遊具で遊びまわっている周囲で大人がうつむきながらスマートフォンを弄ってる光景というのは2016年を象徴するシーンになるのだろうか。

ポケモン GO」のリリース直後、Twitter 上で「夏休み突入と同時に『ポケモン GO』リリースなんて今の小学生がうらやましい」といったツイートを散見したけれど、実際のところ、小学生世代の子供たちはあまり「ポケモン GO」では遊んでいないように見受けられる。もちろん「ポケモン GO」がスマートフォンのゲームだからということもあるだろうし、これがニンテンドー3DS のゲームだったら少しは違っているのかも知れないけれど、やっぱり今の小学生の圧倒的支持を集めているのは「妖怪ウォッチ」なのかなーということを、電車の中で「妖怪ウォッチ」のゲームで遊ぶ親子やマクドナルドで好きな妖怪の話で盛り上がる男の子を眺めながら考えた。


ちなみに今の僕のレベルは20。このあたりが一番モチベーションを落としがち(モンスターの収集に飽きてくる、次のレベルアップまでに必要な経験値の量が一気に跳ね上がる、そもそもレベルが上がるにつれてモンスターを捕獲し辛くなる、等)のようだけど、もう少しは続ける所存です。