2017年5月資産内訳

資産 残高 対前月比 年間通算 備考
預金 8,847,836 + 240,073 + 957,146
債券 1,000,000 - - ソフトバンク社債
株式 5,560,944 + 207,214 + 518,321 SBI証券楽天証券
投資信託 1,543,344 + 56,186 + 200,035 楽天証券 ※毎月3万円積立
合計 16,951,724 + 503,476 + 1,675,502

5月の投資状況も非常に堅調で、保有株式だけでも先月比でプラス20万7千円となった。昨年末からもうかれこれ半年以上、市場は大きく崩れることもなく上昇基調にあると感じる。かつては「黒田バズーカ」と呼ばれた大規模な金融緩和の施策などで無理やり株価を上昇させてきた印象があったけど、いまは特にこれと言った政策を打ち出すわけでもなく、それでも堅調な歩みを見せている。

そう言えば、例年だとこの時期は「セル・イン・メイ」などと投資家心理を煽る記事が散見されるのだけど、今年はほとんど目にすることが無かったので、株の格言なんてのもいい加減なものだよなあと思う。

2017年4月資産内訳

資産 残高 対前月比 年間通算 備考
預金 8,607,363 + 2,348 + 717,073
債券 1,000,000 - - ソフトバンク社債
株式 5,353,730 + 66,040 + 311,107 SBI証券楽天証券
投資信託 1,487,155 + 38,380 + 143,846 楽天証券 ※毎月3万円積立
合計 16,448,248 + 106,768 + 1,172,026

もう5月も終わろうかという頃に4月の話で恐縮ですが。
しかも4月は例年通り仕事が忙しくて、株価なども大して見ていなかった。もともと滅多に売買をせずに長期で保有していくスタンスなので株価の上下で一喜一憂することはないんだけれど、特にこのところはその傾向が強くなってきたと思う。株価が騰がればそれはそれで嬉しいんだけれど、大きく下落しても動じないだけのメンタルがここにきて形成されつつあるのかも知れない。
4月は3月の引っ越しに関する費用の支払い(カード払い)が嵩んだりして支出が多い一ヶ月だったけど、新生活も落ち着きいてきたので一ヶ月単位の家計の見直しをじっくり考えていきたい。

The Stone Roses来日公演 4/21(金)@日本武道館 その2

 

idioteque.hatenablog.com

 オープニングは「I Wanna Be Adored」。想定通りのスタートではあるが、イントロのベースラインが響くと体中から込み上げてくるものがある。が、しかし、ギターのイントロに突入する直前の、ダンダン! と響くあのドラムがなかったのだ。ライブではいつもこういうアレンジなのだろうか? 僕は、「I Wanna Be Adored」のイントロのあの高鳴りのようなドラムが、"全て" のスタートサインのように感じられて気に入っていたのでちょっと肩透かしを食らった気分だった。

2曲めは「Elephant Stone」。セットリストの大半は1st アルバム『The Stone Roses』からの選曲で、多分このアルバムからは全曲演奏したと思う。短い活動期間の中で数多くの名曲を量産したThe Stone Roses においてもこの「Elephant Stone」は僕のフェイバリットなのだが、どうもイアン・ブラウンのボーカルのエンジンの始動がまだ鈍いようで、まるでオッサンのカラオケを聞いているかのような、グルーヴとはかけ離れた状態のように感じた。

そんなスタートだったのでやや不安が頭をよぎったが、しかしそんな懸念は徐々に消え去ることになる。ライブ中盤にもなれば一体化したバンドが放つグルーヴが武道館を覆うことになるのだ。終盤の「She Bangs The Drums」でイアン・ブラウンの声が全く出ない状態になってしまったのはご愛嬌だが、ラストの「I Am The Resurrection」まで、とても50歳を過ぎたバンドとは思えないほどの力強さと若々しさで突っ走った。

最初、ステージから登場したメンバーを見た時は、雑誌のピンナップ等で目にしていたルックスとはまるで別人の、すっかり老け込んだ姿(当然ではあるが)に愕然となったものだった。しかし、ややお腹が出てきたイアン・ブラウンもその眼光の鋭さはまだ衰えていなかったし、マニの自分の居場所から殆ど動かずマイペースに仕事をこなす姿からは職人魂を感じたし、ルックス的には一番老けたレニも、トレードマークのチューリップハットを被れば "あの" レニの面影を彷彿とさせるし、ジョン・スクワイアは寡黙に、しかし熱いギタープレイを響かせてロック・ミュージシャンとしての "カッコよさ" を一人で受け止め、ギリギリのところで踏ん張っていた。

ライブ終了後、ステージ中央に集まったメンバーが手を繋ぎ、オーディエンスに向かってその手を掲げた。今回のライブでメンバーが集ったのは最初で最後だったと思う。ただのポーズかもしれない。しかし、長い年月が過ぎてもなお、当時のあのメンバーが同じ場所に揃ったその姿を見て、僕はやはり感動してしまったのだ。

The Stone Roses来日公演 4/21(金)@日本武道館 その1

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4月21日(金)に東京の日本武道館で開催されたThe Stone Roses のコンサートに行ってきた。

The Stone Roses は1983年に結成されたイギリス、マンチェスター出身のロック・バンド。オリジナル・アルバムとしては『The Stone Roses』(1989年)と『Second Coming』(1994年)の2作を残し、1996年に解散する。名盤としての地位を確固たるものとしている1st アルバムのリリースから解散までの活動期間は約7年。しかし、その間に約5年の実質的なバンドの活動休止期間があったことを考えると、The Stone Roses の実働時間は後世に残した影響の大きさと比べ圧倒的に短い。

僕が『The Stone Roses』を初めて聴いたのは大学の2〜3年生の頃。今から15年以上も前の話だ。しかしその時、ボーカルのイアン・ブラウンはソロ活動をスタートしていたし、ギタリストのジョン・スクワイアは新バンThe Seahorses を結成していて、The Stone Roses は既に過去のバンドだった。僕はフリッパーズ・ギターの元ネタとしてローゼズの音楽を聴いていて、「この「エレファント・ストーン」という曲は「ラブ・トレイン」にそっくりだな」なんて思っていたりした。

The Stone Roses が再結成を発表したのは2011年。日本にも2012年のフジ・ロック・フェスティバルや2013年のサマー・ソニックソニックマニア)に来日してライブを行っているが、単独での公演は再結成後ではこれが初。彼らの活動をリアルタイムで体験していないのにこんなことを言うのもはばかれるのだが、僕にとってThe Stone Roses は特別な思い入れのあるバンドで、それは20代の一番音楽を聴いていた時期に最も聴き浸ったバンドの一つであること、楽曲の素晴らしさだけではなくミュージシャンとしてのアティチュードに共感できたこと、そして楽曲そのものが全く古びないことが理由として挙げられると思う。特に最後の楽曲が過去のものにならないこと、これがとても大きい。The Stone Roses が80年代に産み落とした音楽は、2017年に聴き直しても常にフレッシュに響くのだ。こんなバンド、他にはそうそういない。

会場に入り客層を見渡すと、やはり年相応の人が多く感じられた。開演が19時と遅めだったこともあり、恐らく仕事帰りのサラリーマンであろうと思われる、スーツ姿の男性もちらほら見かけた。僕の座席は2階の、さらに天井に近いステージから最も遠く離れた場所にあったが、そこから会場を見下ろせば客席は隙間なく埋め尽くされ、今日のステージに対する期待の高さを感じることができた。

(その2へ続く。)

2017年3月資産内訳

資産 残高 対前月比 年間通算 備考
預金 8,605,015 + 729,197 + 714,725
債券 1,000,000 - - ソフトバンク社債
株式 5,287,690 - 67,561 + 245,067 SBI証券楽天証券
投資信託 1,448,775 + 42,106 + 105,466 楽天証券 ※毎月3万円積立
合計 16,341,480 + 703,742 + 1,065,258

4月も下旬に入っているけど、いまさら3月の振り返りを。3月は初旬に引っ越しがあったり、下旬は10連休があったり、また年度末で仕事も忙しかったりしたので株式市場についてはほとんど気にしてる時間もなく、株価の増減だけ見るとマイナス6万7千円。

それよりも3月は現金の動きがいろいろあって、まず何と言っても大きかったのは両親から50万円頂いたこと。これは、前回の記事で書いた大学院卒業のお祝い金として。いや、もちろん「そんなお金はいらない」とは言ったんだけど、どうしても渡したいらしく、やむを得ず頂くことに。その他、以前から押し入れの肥やしになってたエレキギターや、ずっと使っていなかったターンテーブル(レコードプレイヤー)とオーディオミキサーなどを、引っ越しを機に売却するなどして8万円強の収入もあり。まあ、そのお金は新居のカーテンやソファの購入費に充てたわけだけど。

引っ越しに関する費用のクレジットカード払いの引き落としは4月以降になるので、まだまだお金の出入りは安定しない時期が続きそうです。